審査に合格しづらいと言われているAmazonアソシエイト。
僕は過去10以上のブログを運営してきていますが、全て合格しています。
また、2020年11月になかなか合格しないと悩んでいた友人から相談を受けてアドバイスしたところ、一発で合格しました。
上記の実績をもとにAmazonアソシエイトの審査に合格する方法を解説します。
Amazonアソシエイト審査の申請前までにやることリスト
Amazonアソシエイト審査までに、以下8つのことを行います。
- Amazonのアカウントを作成する
- 審査に落ちる項目をチェックする
- オリジナル記事を最低10記事作成する
- 記事内にAmazonの商品リンクを掲載する
- SEOで上位表示 or SNS経由で記事を読んでもらう施策を行う
- 運営者情報を作成する
- プライバシーポリシーを作成する
- Googleアドセンスやアフィリエイトの画像バナーやURLを掲載しない
一つずつ見ていきましょう。
1:Amazonのアカウントを作成する
まだAmazonのアカウントがない場合は、Amazonのアカウントを作成しましょう。
Amazonアソシエイトのアカウントではなく、Amazonでお買い物する用のアカウントです。
以下からアカウント開設ができます。
公式:Amazon
すでにアカウントをお持ちの場合は、登録した名前や住所に誤りがないか要確認。
引っ越しや結婚などで住所や名字が変わっている場合は、現在のものに変更しておきます。
2:審査に落ちる項目をチェックする
Amazonアソシエイト側で「参加申請をお断りするサイト例」という記載があります。
該当する場合は審査に落とされてしまうので、事前にチェックしておきましょう。
全部で9つあります。
- Webサイトが未完成または作成したばかり
- 身元情報が不十分である
- リンクを使用するサイト・目的が不明瞭である
- サイト内の価格や在庫標記により、閲覧者に誤解を与える可能性がある
- 法令または他者(社)の権利に対する侵害または違反がある
- 情報商材コンテンツ、情報商材サイトへ遷移するリンクの掲載がある
- 露骨な性的描写がある
- 紹介料の使用目的が寄付・支援である
- 未成年の方のお申し込み
一つずつ見ていきましょう。
①Webサイトが未完成または作成したばかり
Amazonアソシエイト側では以下のように記載されています。
- 記事数や投稿数などのコンテンツが極めて少ない
- 長い間更新がない
- コンテンツのほとんどが転載や広告で構成されており、サイトにオリジナリティーがない
「申請の審査プロセスについて」で、少なくとも10件の投稿が必要だと記載されています。
記事数は最低10記事。
審査に出す直近の更新頻度を2〜3日に1記事くらいにしておくと良いと思います。
そして、審査に出してから合格通知がくるまでは、更新頻度を落とさないようにしてください。
また、記事の内容が転載ばかりであったり、広告目的の場合は落とされる可能性があります。
そのため、あまり人とかぶらないような「おでかけ記事、日記、商品を使った感想」などのオリジナルな記事を作成しましょう。
②身元情報が不十分である
Amazonアソシエイト側では以下のように記載されています。
- 氏名が本名でない (姓・名のどちらかのみ、ニックネーム、サイトと関係が明確でないグループ名)
- 電話番号が完全でない
- アカウント情報の電話番号の初めに「+81」がついている
- 住所が完全でない、または架空の住所である
※住所確認のため、Amazon.co.jpの配送先情報を確認させて頂く場合がございます。
Amazonアソシエイトに登録する際の入力項目で、上記ミスをしないように入力すればOKです。
③リンクを使用するサイト・目的が不明瞭である
Amazonアソシエイト側では以下のように記載されています。
- 入力されたURLに誤りがあり、サイトを確認できない
- 閲覧規制のあるコンテンツを含み、サイト内容を確認できない
- 他者(社)が運営するWebサイトやURLを使用している
- サイト名やドメイン名の中に、「amazon」「javari」「kindle」やその変形、またはスペルミスを含んでいる
※SNSでこれらを含むユーザー名を利用されることもお断りしております。- サイト説明が不十分
※「test」「あああ」「商品名」のみ等は、サイト説明として不十分または不適切なものと判断致します。
Amazon以外のリンクを掲載しなければOKです。
ブログ記事の一部でパスワードを入力しないと閲覧できないようにしていると、審査に落とされてしまうので要注意です。
④サイト内の価格や在庫標記により、閲覧者に誤解を与える可能性がある
Amazonアソシエイト側では以下のように記載されています。
「最安値」「在庫有り」等、可変的な情報には、情報取得時の日付や情報に相違が出る可能性を示す記載が必要です。
Amazonアソシエイトに審査を出す時は、記事内に上記情報を記載していないかチェックしてください。
「Amazonだと最安値で買えます」のような表記もNGです。
⑤法令または他者(社)の権利に対する侵害または違反がある
Amazonアソシエイト側では以下のように記載されています。
- 著作権侵害が認められる
※使用許諾を得ていない画像や歌詞の転載等が含まれる場合も参加をお断りする場合がございます。- 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 (旧薬事法) 違反が認められる
- その他違法な内容のコンテンツが含まれている
※明確な違反や侵害が確認できない場合でも、これらの事由の存在が疑われる場合には、参加をお断りする場合がございます。
上記に該当する記事を作成しないように注意してください。
コピペ記事は絶対にNGです。
⑥情報商材コンテンツ、情報商材サイトへ遷移するリンクの掲載がある
他人の情報商材を紹介する記事や自分の情報商材を紹介する記事もNGです。
もしnoteで有料記事を販売していて、ブログに誘導リンクを掲載している場合は外しておきましょう。
その他、infotopなどの情報商材サイトへ遷移するリンクを掲載している場合も外しておきましょう。
⑦露骨な性的描写がある場合
アダルトコンテンツやアダルト向けと判定される恐れのある文章や画像、動画がある場合は外しておきましょう。
水着の写真も微妙です。
⑧紹介料の使用目的が寄付・支援である
ブログ内で「このブログで発生した収益の一部は〇〇へ寄付します」などの文章を記載している場合は、削除しましょう。
⑨未成年の方のお申し込み
未成年が申し込んでも審査に合格しません。
もし未成年で申し込みたい場合は、親の名義で申し込んでもらいましょう。
3:オリジナル記事を最低10記事作成する
記事数は最低10件必要です。もちろん記事数は多ければ多いほど良いです。
記事の内容は「おでかけ記事、日記、商品を使った感想、新商品記事」などでOKです。
もし、2〜3日の更新頻度で自分で記事を書くのがしんどい場合は、クラウドワークスで記事を募集するのもアリです。
僕は他のブログではクラウドワークスでライターさんを募集して記事を書いてもらうことがありますが、1記事200円ほどで募集しています。
- 自分で10記事書く
- ライターさんに10記事書いてもらう
こうすれば20記事が出来上がるので、組み合わせて活用すれば楽ができますよ。
ライターさんを募集する際は、何か特定の体験談や書籍の感想文などを募集すると集まりやすいです。
書籍の感想文であれば、Amazonのリンクも掲載できて一石二鳥です。
4:記事内にAmazonの商品リンクを掲載する
書いた記事にAmazonの商品リンクを掲載しましょう。
全ての記事に商品リンクを掲載しなくてもOKです。
僕は1記事に掲載するだけでも審査に合格しました。
商品リンクは、書籍などの商品でもいいですし、プライム会員などのAmazonの月額制サービスのリンクでもOKです。
僕がアドバイスして2020年11月にAmazonアソシエイトに合格した友人は、Amazonギフト券のリンクでOKでした。
商品リンクは文字にリンクを貼り付ける「テキストリンク」がベストです。
5:SEOで上位表示 or SNS経由で記事を読んでもらう施策を行う
記事内で紹介した商品が売れるように、記事を読んでもらう施策が必要です。
- 記事の検索順位を上げて読んでもらう
- SNS経由で記事を読んでもらう
どちらかを行いましょう。
記事の検索順位が上位表示されると、アクセスが増えるため購入される確率が高くなります。
また、twitterやinstagramなどのSNS経由で読んでもらいやすい記事でもアクセスが増えるため、購入される確率が高くなります。
おすすめは「新商品・新サービス」についての記事です。
例えば、新しくスマホが出た or 出る直前のタイミングでスマホのカバーや液晶フィルムについてまとめた記事を書く。
新商品・新サービスは記事を書いているライバルが少ないので、検索順位で上位表示されやすいです。
もしくはSNSに記事URLを貼って投稿する。
新商品・新サービスは注目度が高いので、SNS経由でアクセスが集まりやすいです。
実際に、Google pixel4aのスマホのカバーについて書いた「Pixel4aケース/カバーのおすすめ7選」が事例として役に立つと思います。
発売1週間後くらいに記事を作成し、フォロワー0名のTwitterアカウントで記事を投稿しました。
「フォロワー0名だと無理だろうな…」と思っていましたが、なんとTwitter経由でアクセスがたくさん集まり、Picel 4aのカバーが累計200個以上売れました。
新商品・新サービスの記事はおすすめです。
6:運営者情報(プロフィール)を作成する
運営者情報(プロフィール)には、以下の情報を記載しておきます。
- 運営者名(本名)
- 住所
- 電話番号
- お問い合わせフォーム
電話番号は「+81-90-1234-5678」という表記はNGです。
「0」から始まる番号を記載します。
7:プライバシーポリシーを作成する
WordPressブログを運営されている場合は、固定記事でプライバシーポリシーを作成します。
その他ブログの場合は、新規記事で作成します。
プライバシーポリシーの文面に
「あなたのサイト名」は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
を掲載する必要があります。
上記文面をそのままコピペして「あなたのサイト名」を書き換えて、掲載すればOKです。
その他、プライバシーポリシーに必要な文面は「」で解説しています。
8:Googleアドセンスやアフィリエイトの画像バナーやURLを掲載しない
Amazonアソシエイトに審査を出す前や審査中は、Googleアドセンスやアフィリエイトの画像バナーやURLを一切掲載しないようにします。
もし、すでに掲載している場合は、全て剥がします。
Amazonアソシエイト審査の申請後にやることリスト
- 申請後180日以内に商品を3回購入してもらう
- 審査に落ちたら修正して再チャレンジ!
- もしダメなら「もしもアフィリエイト」で提携する
上記3点です。
1:申請後180日以内に商品を3回購入してもらう
Amazonアソシエイトの規約に
「アカウント作成から180日以内に少なくとも3つの適格販売が必要です。」
とあります。
以前までは、申請を出せば審査をしてくれましたが、商品を3個販売した実績がないと審査をしてくれなくなりました。
「適格販売」と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、とてもシンプルです。
自分のアソシエイトリンクから第三者がamazonのページに飛んで
- 24時間以内に何か購入された or カートに入れて89日以内に購入された
- デジタル商品の場合はダウンロード完了された
どちらかを満たせば適格販売とみなされます。
例えば右記の「Amazonギフト券」リンクから誰かがAmazonページに飛んだとします。
24時間以内にAmazonギフト券を購入されたらOK。
Amazonギフト券をカートに入れて89日以内に購入されたらOK。
そして、上記リンクで紹介しているAmazonギフト券でなく別の商品を24時間以内に購入されても、別の商品をカートに入れて89日以内に購入されてもOKです。
自分のアソシエイトリンクからAmazonページに飛んでもらい、何かを買われたらOKということです。
そして、3つの適格販売というのは、商品を3個ではありません。
3回購入してもらう必要があります。
自分のアソシエイトリンクから1回で3商品購入されてもNG。
自分のアソシエイトリンクから3回購入される必要があります。
どうしても難しい場合は、親や友…。(察してください)
2:審査に落ちたら修正して再チャレンジ!
もし、審査に落ちてしまったら、もう一度原点に立ち返って、抜けている部分がないかチェックして修正します。
- Amazonのアカウントを作成する
- 審査に落ちる項目をチェックする
- オリジナル記事を最低10記事作成する
- 記事内にAmazonの商品リンクを掲載する
- SEOで上位表示 or SNS経由で記事を読んでもらう施策を行う
- 運営者情報を作成する
- プライバシーポリシーを作成する
- Googleアドセンスやアフィリエイトの画像バナーやURLを掲載しない
上記8つを徹底的に見直しましょう。
3:もしダメなら「もしもアフィリエイト」で提携する
- Amazonアソシエイトの審査に合格しない
- 合格するために色々やるのが面倒
という場合は、Amazonアソシエイトから直接審査を出すのはやめましょう。
「もしもアフィリエイト」で提携すれば、Amazonのアフィリエイト報酬を得られます。
「もしもアフィリエイト」ではAmazonアソシエイトに直接審査を出すよりも簡単に提携できます。
公式:もしもアフィリエイト
Amazonアソシエイト審査の申請後にやってはいけないこと
自分でリンク踏んで買うのはNG
自分のブログに掲載したAmazonのリンクからAmazonに飛んで商品を購入しても、適格販売にカウントされません。
ちなみに、信用が落ちるとも言われているので、絶対にやらないようにしましょう。
補足
Amazonアソシエイトはサイトごとに申請が必要です。
申請したサイトやブログが合格したからといって、自分が運営する他の全てのサイトやブログにも適用されるわけではありません。
また、YouTubeやTwitterなどでAmazonのアフィリエイトを行いたい場合は、各メディアごと、各アカウントごとに申請が必要です。
YouTubeやSNSでもAmazonのアフィリエイトを行いたい場合は、忘れずに申請しましょう。
まとめ
- Amazonのアカウントを作成する
- 審査に落ちる項目をチェックする
- オリジナル記事を最低10記事作成する
- 記事内にAmazonの商品リンクを掲載する
- SEOで上位表示 or SNS経由で記事を読んでもらう施策を行う
- 運営者情報を作成する
- プライバシーポリシーを作成する
- Googleアドセンスやアフィリエイトの画像バナーやURLを掲載しない
上記をやれば一発合格すると思います。
やることが多いですが、一度審査に合格すればAmazonアソシエイトライフが待っています。
しかし、なかなか合格しない場合は「もしもアフィリエイト」で提携すればAmazon商品のアフィリエイト報酬を得られるようになります。
「もしもアフィリエイト」ではAmazonアソシエイトに直接審査を出すよりも簡単に提携できますよ。
公式:もしもアフィリエイト
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