ブログで稼げるっぽいなら始めてみようかしら?と思い立ってみたものの
- どのジャンルで書けばいいか分からない…
- 何を書いたらいいか分からない…
という壁は意外と多くの人が経験します。
そこで当記事では
- ブログに何を書いていいか分からない
- 書きたいことがありすぎて逆に手が止まる
- どうやってジャンルを決めたらいいの?
という疑問について「収益化しやすいジャンルの選び方」という視点でお伝えします。
「ブログは好きなことや超詳しいジャンルじゃないと成果が出にくいの?」
と思う人もいるかもしれませんがそんな事はありません。
結論を先に言っちゃうと、需要がある程度存在するジャンルであることが大前提で
- 「好き×経験」
- 「悩み×経験」
- 「得意×経験」
のいずれかのパターンを組み合わせるのが最強です。
そして、時間軸で考えてみると見つけやすいです。
詳しく解説します。
記事を書くジャンルを選ぶ時の考え方
ブログに書いていくジャンルや題材を選ぶ際の考え方として
- 収益化しやすいジャンル
- 儲かりやすいジャンル
- アクセスが集まりやすいジャンル
を選ぶというのは間違いではないですし、超大事です。
ASPの広告単価を見れば簡単に見つけられるし、ラッコキーワードやキーワードプランナーで調べれば簡単に見つかります。
similarwebやahrefsを活用すれば、もっと細かくデータが見れます。
しかし、そこに出てくる数字だけで選定しても、なかなか結果が出づらいです。
なぜなら、上記方法でジャンルを選定しても、そこにはブログの戦い方を熟知しているブロガーやアフィリエイター。
毎日何十記事も書いて運営している大手メディアが集中して参入しているので、量も質も到底かなわないんですね。
だからこそ
- 自分が楽に簡単に書けるジャンル
- 情熱が持てるジャンル
- 時間を忘れて探求してしまうジャンル
のどれかを選ぶか組み合わせる事が鉄則です。
まずは、自分の中にあるタネをしっかりと把握しましょう。
「儲かりそう」だけだと苦しい
上記3点が無いのにも関わらず「儲かりそう」だけだと量&質どちらも中途半端になってしまい、収益につなげるのは難しいです。
そして「儲かりそう」という気持ちだけだと、読み手の気持ちが分からないので伝わる記事が書けません。
なので、刺さる記事、心の琴線に触れる記事にならず、読み手の行動につながらず儲からない状態が続きます。
「取り組みことが楽しくてしょうがない」を選ぶと楽
あまりリサーチしなくても、すでにある程度知識があるジャンル、経験しまくってきたジャンル、リサーチが楽しくてしょうがないジャンルを選ぶのはブログをやる上で重要です。
または解決したいジャンルというのも選択肢としてアリです。
1から調べなくてもいい、調べるのが楽しい、調べるほど人生が好転するというのは、ブログ運営においてすでに超絶有利で成功が半分決まっているようなものです。
そこに専門知識や現場で培った経験があるなら、もうたまらなく最高です。
あなたが「へ?こんなモノ、役に立つのかね?」と、思っている事や地味だと思う事にこそ
お宝だったりします。
それを踏まえて、もう一段階深く細分化して考えていくと、手が止まりにくくなります。
それが「時間軸」で考えるという視点です。
過去・現在・未来の時間軸で考える
「過去・現在・未来」の3つの時間軸で考えていくと、何を書けばいいかが決めやすくなります。
それぞれ具体例を挙げます。
過去軸で考えてみよう
過去に経験してきたことをこれから経験していく人向けに記事にしていくということです。
過去に経験してきたジャンルは、経験と知識があり、リサーチが終わっている状態だから記事が書きやすいです。
そして、どう頑張ってもオリジナルな記事になりますよね?
情報の羅列ではないリアルな体験が素になっている記事は読み手のタメになり、Googleにも評価されやすいです。
記事を書く際は、誰に向けて書くか?という面倒な事をいちいち考えなくても、何も知らなかった過去の自分に向けて分かりやすく書けばOKです。
具体的にどのようなことを書いていけばいいか?は以下のとおりです。
「過去」に経験してきたジャンルを記事にしていく方法
過去の物分りの悪かった自分に向けて
- 何をどういう順番で説明したら分かりやすかったか
- どこでどんな悩みや不満が出てきたか
- どうやって解決したら簡単だったか
- これやっておけば間違いなかった
というのが経験した後だからこそ見えるものがたくさんあると思います。
これまで培った専門知識を活かしたい人は、その分野の事をどんどん書いていきましょう。
「こんな当たり前の事でもいいの?」
と、思うことこそ、どんどん書いていきましょう!
逆に「そんな専門知識ないよ…」という人は本当にないでしょうか?
日常の些細な事、ないでしょうか?当たり前にしている事、ないでしょうか?当たり前だと思っている事、ないでしょうか?
料理が作れる。掃除が出来る。住んでいる地域の事を知っている。などなど。
一歩先を歩く先輩からのアドバイス的に書いていきましょう。
具体的にどんな事を書けばいいかは主に2つです。
- 頑張ってきたこと・好きだったこと・経験してきたこと
- 過去に悩んでいた自分を救ってあげる
細かく解説します。
1:頑張ってきたこと・好きだったこと・経験してきたこと
自分が過去に頑張ってきたことや好きだったことの体験や情報は貴重です。
「今」頑張ろうとしていたり「今」好きになった人にとって、先を歩いている人の叡智が詰まったアドバイスになるからです。
あなたの「過去」は他の誰かにとっては「過去」じゃなく「今」なのです。
今のあなたには当たり前すぎて「何を今さら?」と思う情報がめちゃくちゃ役に立つことなんですね。
むしろ「何を今さら?」な記事こそ「これから」の人にとっては極めて重要な事なんです。
というのも、自分が過去に経験してきた今では当たり前な事柄は、誰かにとって「貴重なノウハウ」であり「ショートカット」としての役割を果たすものです。
こういう事を言っても「えー、そんなワケ・・・」と思うかもしれませんが、こんなのでいいの?と思うものこそ「それがほしかった!」と言ってくれる人が多かったりします。
海外旅行好きな人がおすすめする情報
例えば、あなたが海外旅行に行った経験が少なくて、海外旅行にはクレジットカードを持っていくと便利だという事を初めて知ったとします。
でも、何百もあるクレジットカードの中で、何をどういう基準で選べばいいかなんて分かりませんよね?
でも、僕みたいにクレジットカードについてウルトラ詳しくて、海外旅行に行きまくっている人の意見は参考になるはずです。
例えば、海外旅行保険が無料でついてくるクレジットカードの中で特に「エポスカード」が年会費無料で持てるし最強だよ。
現地の通貨を手に入れるのは日本円を両替するよりも「セディナカード」を使って現地のATMで引き出せば、手数料がほとんどかからないし現金を持ち歩かなくてもいいからリスク管理にもなるよ。
旅行を快適にするために世界中の空港のラウンジが無料で利用できるようになる楽天プレミアムカードを持っておくといいよ。
とアドバイスをしたらどうでしょう?
クレジットカードを一枚一枚自分で調べる手間と時間を省いてくれる価値を感じてもらえるはずです。
海外旅行に慣れている人からすると「何を今さら?そんなこと…」な情報です。
しかし「これから」の人にとってはすごく役に立つ情報です。
他にも僕は、光回線の飛び込み営業をやっていた時期がありました。
そんな僕が「元光回線の営業マンが教える本当にお得なネット回線に申し込む方法」という記事を書いていたら知りたいと思いませんか?
他にも、農業をやっていた時期もありました。
そんな僕が「有機栽培農家がおすすめする野菜宅配サービス10社を超厳しめに徹底レビュー」という記事だと参考になりそうだと思いませんか?
自分が過去に蓄積した知識と経験を棚卸ししてみて、発信しやすいジャンルを発信するのはとても楽で簡単です。
2:過去に悩んでいた自分を救ってあげる
自分の経験を記事にするということは、ネット上に転がっているどこかから拾い集めて作った記事に比べ、何倍もリアリティがあって価値としてはものすごく高いです。
ちなみに、ネット上に転がっている情報だけを拾い集めて作った記事を「コタツ記事」と言います。
まったく一次情報を含まなない記事の事です。
こたつに入っても書ける記事だから「コタツ」というネーミングになったらしいです。
少し話が脱線しましたが、過去に何かに悩んでいた自分というのは過去のあなたと同じように「今」の悩みとして必ず誰かが抱えています。
あなたが乗り越えてきた術を誰かが待ってくれています。
というのも、何か大げさな事を書かなければいけないわけではなく、過去の自分に向けて書いていけばOKです。
今だったら過去のあの時の自分にどんな言葉をかけようか?どんな方法を教えようか?を意識して書いていくのがコツです。
誰かを救おう!と考えれば考えるほど、逆に力が入りすぎておかしなブログになってしまうので、過去の自分と対話しながら分かりやすく導いてあげるくらいのスタンスがちょうどいいです。
人によっては「過去の自分を癒やしながら」という言葉の方がピンと来るかもしれませんね。
過去に悩んでいた自分を救ってあげたり、心を軽くしてあげたり、ストレス無く最短で悩みを解決してあげる。
そんなジャンルを選ぶとアクセスは集まりやすいのはもちろん、コメントや質問などが来たりして、人の役に立てている実感も得られます。
もちろんきちんと収益化の対策をすればお金という成果物も必ず付いてきます。
例えば僕の場合は、自己啓発ジャンルもやっています。
自分の考え方や価値観を変えたくて必死にもがきまくっていた時期がありました。
どうやって自分を変えてきたのかに関する考え方や方法をブログで書いて、メルマガ登録が累計1万人くらいまでになりました。
お悩み系は自分の悩みが深いほど読者の心に刺さりやすいですし、結果も出やすいのがメリットです。
現在軸で考えてみよう
リアルタイムで経験していることや追いかけていることをそのまま記事にしていくということです。
リアルタイムで体験している事だからこそ気持ちが乗るし、かゆいところまで手が届く記事が書けます。
過去に経験してきたことで書けるようなことがなかなかないという人は、現在経験しているジャンルの記事を書くのがおすすめです。
「現在」経験しているジャンルで記事を書く方法
- 好きなこと
- 得意なこと
- 結果が出ていること
- 悩んでいること
のどれかを選ぶと結果が出やすいですし、楽しく進められます。
それぞれ掘り下げて解説します。
1:好きなこと
趣味や追いかけていることをそのまま発信しましょう。
好きって気持ちは誰にも止められません。
そして、好きなことを好きって言える生き方はすがすがしく爽やかだと思うんですよ。
好きなことを発信している人と好きでもないけど儲かりそうだから発信している人とでは明らかに差が出てきます。
深みと厚みが全く違いますからね。
また、好きなことは追求しないと気が済まないので、追求に終わりがありませんよね。
つまりリサーチの時点で圧倒的に姿勢が違うじゃないですか?
だって、リサーチが楽しくて楽しくてしょうがないんですから。
例えば、旅行好きの人は行き先や行き方を調べている間がめちゃくちゃ楽しいという特性があったりしますが、まさにそういう事です。
という事は、意識しなくても発信内容に深みや厚みが出るわけで、ライバルがいたり現れたりしてもそもそも競争にならないわけです。
どう頑張ってもオリジナルになっちゃうわけですし。
もしかしたら今は何を言っているか分からない感覚かもしれませんが、好きなことを追いかける成長過程につられて共感が生まれます。
そして、発信していなければ出会うはずのなかった仲間が出来たりします。
好きなことを好きだとただただ叫ぶ。
もう強烈です。ようこそ変態の世界へ。笑
2:得意なこと
得意なことで勝負するのは利点があって「得意なこと=自分にとって簡単なこと」なので、記事を書くのも簡単で楽で取り組みやすいのがメリットです。
ただし、得意なことだからこそ価値が自分で分かりづらいんですよね。
「得意=簡単=誰でも出来るっしょ?」
という感覚になりがちなので、なかなか筆が進まなかったりします。
しかし、自分が普通にできることは誰もが普通にできることではないんですよね。
例えば、僕は単純作業が壊滅的に出来ない人です。笑
誰でも出来ると言われる単純作業が僕には無理なんですよ。
本当に無理なんです。10分くらいで発狂してしまいそうになる。
データ入力をさせると、必ず打ち込みミス連発します。
自分が簡単だと思っていることは、誰かにとっては「難しい」なんです。
または、ある程度詳しい分野だと「こんなのも出来ないの?分からないの?」とマウンティング気味になったり、専門用語が多すぎて説明が分かりにくくなってしまう可能性があるので、記事にする時は要注意。
「こんな事?」から始めるのが初心者さんですから。
そして、ブログに訪れてくれる人は、そのジャンルに関して初心者さんがほとんどです。
3:結果が出ていること
結果が出ていることというのは、いわば実践記的な記事です。
ちょっとだけ面白くアレンジした「日報」と言えば分かりやすいでしょうか?仕事で「日報」って書きますよね?
日報をブログに書きましょう。
もしくは
「今後部下が出来た時のために、ちょっと面倒だけどマニュアル作っておくかー」
という方がイメージしやすいですかね。
成長過程やTO DOリスト、手順書を記事にしていき
- 「〇〇をやったらこれだけの効果があった!」
- 「■■をやったら失敗した…」
- 「反省点はこれで、次はこれを試す!」
- 「これはこうやると効率的!」
という情報を惜しげもなく出している記事は価値があります。
そして、人がチャレンジしている姿というのは引き込まれるものがあります。
シンプルに見ていて面白い。
ダイエットとかオシャレとか恋愛とかビジネスでもいいし育児でも!
例えば、僕は以前、facebook広告に関する実践記を書いていた事があったのですが、記事を読んでいただいた方からコンサルティングに繋がった事例があります。
日報を書いてたら仕事になっちゃうんですよ。
記事を書く時のコツは、なるべく失敗や恥ずかしくて書きたくないことこそ積極的に書くのがポイントです。
そして、その経験をどう活かして成果を上げていったのか?
ということまで書くと読者さんは「うひょ~!すげー!!神!!!」ってなりますよ。
ある程度、ノウハウをだだ漏れで書くのも大事。
未来軸で考えてみよう
これから手に入れたいことを整理整頓しながら記事にしていくということです。
スキルアップが加速するおまけにお金もチャリンチャリン入ってきます。
「未来」に手に入れたいジャンルで記事を書く方法
ブログというのは不思議なもので、手に入れたいモノ、上達したいジャンルの情報を書けば書くほど、どんどん手に入っていく特徴があります。
「過去に語れるものもそんなないし、今好きなこともないし得意なことも無いんだよなぁ〜」
という人はここに取り組んでいきましょう。
自分だけの教科書を作っていく感覚で取り組むと結果が出やすいです。
- 興味のあること
- 勉強してスキルアップしたいこと
- 未来のトレンドを仕込む
でジャンルを考えてみてください。
1:興味のあること
自分のために調べたり情報収集したものを分かりやすくまとめて記事にしていくという方法です。
「え?こんな知識が薄っぺらな初心者が書いていいの?」
と思うかもしれませんが、だからこそ価値があるんです。
そのデメリットだと思っていることは実はメリットなんですよ。
何も知らない真っ白な状態だからこそ、細かな不明点や疑問が出てきやすいですし、初心者だからこそつまづくポイントが必ずあります。
経験者にとっては「え?そこ??」という部分は初心者じゃなきゃ気づけないんです。
2:勉強してスキルアップしたいこと
勉強の効果はアウトプット量に比例すると言われていますが、これってブログに向いていると思いませんか?
ブログを書きながらスキルアップを加速させて、おまけにお金も稼ぐ事が出来るのは人生戦略としてアリですか?ナシですか?
勉強しつつ学んだことを自分なりに噛み砕いてまとめたりして進めていくと、スキルアップしないはずがありません。
おまけにお金が入ってくれば、気兼ねなく勉強代に費やせるののは、夢のような循環だと思うんですよ。
趣味のジャンルで取り組みと趣味に使えるお金、増えますよ?笑
3:未来のトレンドを仕込む
もし、ちょっと先の未来に何が流行するのかが分かる人は、未来のトレンドを仕込んでおくのもアリです。
ただし、当たらなかった時はお金という成果物は得られないデメリットはつきまといます。
でも、当たった時は独占状態で強者の戦略を使えるので有利です。
今だと、eスポーツ関連とか◯麻とか。
もしくはアメリカに住んでいる方ならアメリカで流行しているモノを記事にしていくとか。
アメリカで流行したモノは数年遅れて日本で流行しますからね。
まとめ
具体例を挙げながら解説してきました。
最初のうちはなるべくジャンルを絞って一点集中するのがおすすめです。
多くても3つくらいに絞りましょう。
そうじゃないと、どのジャンルで何を書いたか混乱しますし、それぞれのジャンルで結果が出るスピードが遅くなります。
すると、モチベーションが下がり、ブログが続かなくなってしまいます。
できるだけストレスの無いジャンル、自分が輝けるジャンルを決めてくださいね!
経験が収益化出来るのって良いですよね。
良かった経験も嫌だった経験も全て貯金です。
そう、人生はネタだらけです。
貯めこんできた経験をどんどん分かち合っていきましょう!
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