プライドが高いことが原因で400万円近くの大損をしそうになったお話です。
プライドは持ってても何も得しませんので、今すぐゴミ箱に捨てるべきですし、プライドが高い人とは距離を置かないと、負の連鎖に引きずり込まれていく可能性があるのでご注意ください。
プライドが高い人の特徴
プライドの高い人を見極める方法は、とても簡単で
- 「ごめんなさい」と謝れない
- 「ありがとう」と言えない
- 「自分を大きく見せよう」とウソをついてしまう
- 「〇〇して欲しい」とリクエストできない
- 「無理です」と断れない
- 「人によく見られたい」と見栄を張る
- 「人を見下して」マウンティングする
などが代表的です。
なぜ、プライドが高くなってしまうのか?プライドに隠れている潜在的な欲求を掘り下げると
- 自分で器が小さいと思っているから大きく見せようと頑張っている
- 自分が打たれ弱いと思っているからプライドで身を守ろうとしている
- 優位に立ちたいから上から目線になる
または過去に大きく傷ついた経験やトラウマから防衛本能が働いていたりします。
つまり、自分と必死に戦っており、プライドという鎧をまとう事で強くなろうとしているのです。
なので、故意に相手を傷つけようとしているわけではなく、自分を変えよう、成長しようと必死なんですね。
表面的には攻撃的に見えるかもしれませんが、実は不安や孤独を感じていて承認の欲求を欲している状態でもあるのです。
でも、この欲求には終わりが無いので、より高い攻撃力を身につけていきます。
なので、自分がプライドを持っていると攻撃力が高くなるだけで良いことは何もありませんし、プライドが高い相手を変えてあげたいと思っても、相手のことをコントロールすることは出来ないので、距離を置いた方がいいと思います。
永遠と誰かの事を攻撃することをやめないですし、最悪の場合、負の連鎖に引きずり込まれます。
関連:マズローの欲求5段階説を初心者でも分かりやすく徹底解説
プライドが高いとこんな大損をします
自分のプライドと戦えば戦うほど、事態はどんどん悪化するサイクルに陥り、大損をするような展開になっていきます。
例えば
- 人から嫌われる
- 人から誘われなくなる
- 仲間外れにされる
- 人から何も言われなくなる
- チャンスが巡ってこない
- 相談できない
- 素直になれない
など、プライドのせいでお金では表せない損失をしてしまいます。プライドは持ってても良いことが全く無いので、今すぐゴミ箱に捨てた方が良いです。
まさに捨てる神あれば拾う神ありです。
プライドのおかげで大損しそうになったエピソード
例えば、これは僕ら夫婦の結婚式の話です。プライドの金額ってめちゃくちゃ高くつくなと思ったエピソードです。
結婚式前に美容の打ち合わせでメイクリハーサルというのがありました。
メイクリハーサルでは、どんなメイクにするか?
事前にメイクをして当日のメイクをどんなふうにするのかを決めるためのものです。挙式数日前に嫁が行ってきました。
メイクリハーサルを終えて、嫁が帰ってくると、ずーーっと洗面台に張り付いていたんですね。
僕が「メイクリハーサルどうだった?」と聞いても全くリアクションがありません。
待つこと20分。「ちょっと見て」と、僕の前に姿を現しました。そこにいたのは「バカ殿の付き人風メイク」をした嫁でした。
「ば、ば、バカ殿の付き人じゃん!」と、つい言葉にしてしまいそうでしたが、さすがに正直に言ってしまうと傷ついてしまうのではないかと思い、喉から出ようとしている言葉をこらえるのが精一杯で何も言えませんでした。
言葉を発することで吹き出しそうになっている自分をこらえるのに必死でした。
「これは笑っちゃいけないやつだ」と。
だって、想像してみてください。
「このメイクどう?」と真剣な目をした嫁を目の前に「バカ殿の付き人じゃん!」なんて言ってしまったり、大爆笑してしまったら、ウキウキな結婚式準備が一気に反転してマリッジブルー街道まっしぐらになるのが簡単に予想がつきました。
でも、目の前にいるのはごん太眉毛に真っ赤な口紅をしたバカ殿の付き人のような姿の嫁。
嫁いわく「式場を代表する大先生にメイクしてもらったんだけど、あまりにもキレイだのカワイイだのベタ褒めされるものだから、大先生にこうして欲しいと言えなくて…」と。
そこにあるのは、大先生のプライドと嫁のプライドの大戦争勃発していたのです。
嫁は違和感満載でこうして欲しいと強く言えない。でも大先生からベタ褒めされるもんだから「大先生がそんなに言うならもしかしたら良いのかな…」と混乱していたんですね。
でも、明らかに嫁はバカ殿の付き人。
「これはどうしたものか…」と。笑
で、よくよく話を聞いてみると、メイクに全然納得しておらず、むしろショックを受けて愕然としていたんですね。
ここでようやく僕は嫁にハッキリと切り出します。
「担当変えてもらえないの?」と、聞いてみると、なんと!!
「悪いし言いづらい」
「嫌なお客と思われるのが…」
みたいな事を言っているわけですよ。まあ、確かに分からんでもない。
でも、そのプライドの最終着地点は、後悔しか残らないのが目に見えているわけですよ。だから僕は天秤にかけて聞いてみました。
「数百万円のお金と一生に一度しかない時間」VS「自分のプライドを脇に置いて、ちょっと勇気を出して担当変えて欲しいって言う」
どっちかだよねーと。
そしたら、即答で「担当さん変えてもらう!」という流れになり、後日改めてメイクリハーサルに行ったら、相性バッチリの担当さんがついて満足して帰ってきました。
そして、嫁からの一言。
「担当さん変えてもらってマジで良かったー!言って良かったー!!」と。
勇気を出して、きちんとリクエストするって大事ですよね。
そのおかげで数百万円のお金と人生で一度きりの経験を「後悔」という形で終わるところでした。
プライドを優先させて生きていると高くつくなーと改めて思った次第です。
他にもこんな場面で大損します
例えば、たった一言「お願いします」と自分のプライドが邪魔をして人に頼ることが出来ない。
たった一言「教えてください」と自分のプライドが邪魔をして人に素直に教えを請うことが出来ない。
これでせっかく目の前に来ているチャンスを逃してしまう可能性大ですよね。
他にもたった一言素直に「ごめんなさい」と自分のプライドが邪魔をして人に謝ることが出来ない。
これで何年も心の中のわだかまりを抱えたまま辛い思いをして生きることになる可能性大ですよね。
たった一言「ありがとう」と自分のプライドが邪魔をして感謝を伝えることが出来ない。
これでお金に変えることが出来ない貴重な人間関係を崩壊をさせてしまう可能性大ですよね。
まとめ
プライドって持ってても1円にもならないどころか人生で損しかしないので気づいたら捨てちゃった方が良いよね!というお話でした。
捨てる神あれば拾う神あり。それがプライドです。
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