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理学療法士のやりがいを現役の方々に聞いてみた|口コミ・体験談集

現役の理学療法士(PT)の方々に、お仕事のやりがいについてお話を伺ってみました。

  • これから理学療法士を目指す方
  • 理学療法士に転職を考えている方
  • 現役で理学療法士として頑張っている方

のご参考になれば幸いです。

理学療法士(PT)のやりがい

自宅へ帰り、ご家族と会った瞬間の涙は忘れられません

理学療法士を目指したきっかけは、ありきたりですが、自分自身が学生時代に理学療法士に治療をしてもらったことでした。大事な試合の直前に怪我をし、相当落ち込んでいましたが、私以上に必死になり1対1で向き合ってくれる姿に、励まされ本当にかっこいいと思いました。私も、誰かのために、必死になりたいと思い、理学療法士を目指しました。

現在、理学療法士になり8年になりますが、嬉しかったことも沢山ありますが、一番印象に残るのは悩みに悩んだ方のことです。高齢の方だったのですが、たくさんの疾患が重複しており、今までの同じような生活様式を送るのは難しい状態でした。しかし、その方の「家に帰りたい」という希望を叶えるために、身体機能だけでなく、生活の仕方などを多職種と一緒に考え抜き、自宅へ帰られました。自宅へ帰り、ご家族と会った瞬間の涙は忘れられません。

今までで2回転職しています。どちらも、結婚等のプライベートな理由で転職しました。職場を変えたいなどの理由ではなかったため、転職の際に悩んだことはどの分野で働くかということでした。結局、1回目の転職は最初の職場と同じ医療分野の職場に就職しました。自分の強みを生かし、ステップアップに繋がったことはメリットでしたが、予防や地域リハビリテーションが叫ばれている中、病院だけで勤務することに「井の中の蛙」感があり、もやもやとしながら仕事をしていました。2回目の転職では、介護分野に飛び込む予定です。何をしたいのか、明確にして転職活動を行えばよかったと反省しています。

若い職員が非常に多く同年代の職員と切磋琢磨しやすい

私が理学療法士になろうとしたキッカケは、患者様により長く寄り添える仕事だと感じたからです。一般的に理学療法士の業務は個別のリハビリを提供することが多く、患者様とゆっくりと話をしながら関わっていく事ができます。

私は介護施設での勤務が長いですが、生活期と言われることからもいかに障害と共に生活していくのか?という視点でリハビリをする事が多いです。

その中で障害があり、年齢的にあきらめていた旅行や趣味活動に再びチャレンジ出来るよう一緒に考え、練習していく事で出来るようになった時の利用者の表情を見ることがやりがいに感じています。

また、医療系の職種としては新しい方になるかと思いますので、若い職員が非常に多く同年代の職員と切磋琢磨しやすいということも魅力の一つになるかと思います。

良いところを引き出しながら能力アップを一緒に手伝えるのはとてもやりがいを感じる

元々、人の役にたつ仕事に就きたくて、特に専門知識が必要な分野は興味がありました。そんな時に祖父が入院し、リハビリを受けたりしているのを見て、憧れをいだきました!

理学療法士のやりがいは、思うように身体が動かせなかったり、運動が必要な方に対して、その方に合わせたリハビリをしていくのが楽しいです。

疾患は一緒でも一人ひとり身体の癖や特徴があり、良いところを引き出しながら能力アップを一緒に手伝えるのはとてもやりがいを感じます!

麻痺で歩けなかった方が杖で歩けるようになった時は嬉しくて感動して泣いてしまいました。あとは、患者さんは人生の先輩が多いので、話も勉強になることもたくさんあり、色々な話をするのが楽しいです。

患者が前進していく姿を間近で見られることは喜びになる

リハビリにかかる期間は患者さんの状態により、人それぞれですし、一度失われた身体機能を取り戻すまでには、根気強く行わなければなりません。

それでも直らない場合があるのも現実です。しかも、そのリハビリの方法についても、患者さんに合わせて違いますので、プログラムを作成する大変さもあります。

ですので、この仕事は答えが見つかりづらいものでもあり、大変ではあるものの、自分のサポートによって、ほんの少しずつであっても、患者が前進していく姿を間近で見られることは喜びになりますし、この仕事をしていて良かったと思えます。

昨日は動かなかった足が、今日は一歩前に踏み出す事が出来た、そんな喜びを患者さんと共有していきたいと思っています。

私が経験したように立てること、歩くことができるととても嬉しい

理学療法士(PT)になろうと思ったきっかけは、私が中学1年生の時に部活でバスケをしていました。

練習試合中に転んでしまい膝に強い痛みを感じて立てなくなり救急車で運ばれて入院することになり、2日目から理学療法士さんが病室まで迎えに来てくれて車椅子でリハビリ室に行きました。

最初は足を動かすことから立つことを練習しました。立てたのは半月以上ほどかかり、次第に歩くこともできたので嬉しく思い、私も恩返しとして人を助ける理学療法士になろうと思いました。

患者さんがリハビリを何日も繰り返し頑張っている姿を見ていると、「絶対良くなって家に帰してあげる!」と伝えて私も毎日寄り添っていました。

そして私が経験したように立てること、歩くことができるととても嬉しくて何度も泣きそうになったことがあります。

そういった患者さんが退院されると、もっと多くの方をしっかり見てあげようという、いっそう強い気持ちを持ちモチベーションが上がってきます。

しかし男性をリハビリするとなると、私の力では無理です。ヘルプに女性の同僚が助けに来てくれましたが、私は腰を痛めてしまい、もうこの仕事はできないと思い、デスクワークの仕事に転職を考えています。