ビジネスや副業を選ぶ時に、お金になりそうなこと・儲かりそうなことを選ぶ。自分の好きなことを選ぶ。
どちらも成功しやすいのですが、それだけではピースが足りず
- お金は稼げるけど心は満たされない
- 心は満たされるけどお財布は寂しい
ということが起きます。
また、一瞬だけうまくいって長続きさせることはかなり難しいです。
何を基準にするかは人それぞれありますが、絶対に失敗しない選び方があります。
当記事では、幸せなお金持ちになりたい人のためのビジネス・副業の選び方について詳しくご紹介します。
幸せなお金持ちになるビジネス・副業は4つの条件で選ぶと間違いない
幸せなお金持ちになるビジネスや副業には「情熱×リソース×需要×自己肯定感」の4つが重なることを選ぶことで、上手くいきます。
当然ですが「これをやればいい!」というのは人それぞれ違います。
- 情熱(好奇心・探究心・好き・想い・理念など)
- 需要(お金を払う人が一定数いる分野)
- リソース(経験値・知識・スキル・人脈・顧客名簿・信用・軍資金・時間など)
- 自己肯定感(やっている自分を好きになれる)
この4つが噛み合うものをやらず、どれか1つでも欠けていると・・・
- いつまで経ってもうまくいかない
- うまくいってもすぐに辞めてしまう
- うまくいっても満足感が得られない
- うまくいくほど罪悪感を抱える
ということが起きて、結果的にうまくいきません。まさに悲劇です。
一つずつ詳しく解説します。
ステップ1:情熱があるかどうかをチェック(好奇心・探究心・好き・想い・理念など)
ビジネスや副業を選ぶ時に「自分の好きなことを選ぼう」「自分が打ち込めることを選ぼう」「想いがあることを選ぼう」と教えてくれる人がたくさんいます。
間違いではないと思います。しかし、情熱だけでは成功はできません。
情熱だけで成功できれば、情熱がある人・好きなことをやっている人はみんな成功しています。
でも、情熱のある研究者が大金を稼いでいるかと言えばNOですよね。
好きなことをやっても成功できる人の方が少ないという現実があることを忘れてはいけません。
とはいえ、情熱がなかったら成功は難しいです。
では、なぜ情熱が必要なのかを具体例と一緒に見ていきましょう。
情熱は何よりのガソリンになる
ビジネスにおいて、情熱はガソリンになります。
例えば、「嫌な仕事vsやりたい仕事」という視点で見ていただきたいのですが、嫌な仕事は情熱が出てこないので、意欲が湧きませんよね?
意欲が湧かないため、どんなに頑張ろうと思っても頑張れない。工夫しようとも思えない。詳しくなろうとも思えない。
自分のスイッチが「カチッ」と入らないので、前に進みません。エンジンがかかりません。
しかし、やりたい仕事は情熱が湧いてくるので
- 誰に言われなくてもノウハウや知識を調べて詳しくなっちゃう
- 儲かる方法を探しちゃう
- 誰かに届けたい気持ちが出てきちゃう
- 努力感を感じない
- 継続することが苦しくなく、むしろ楽しい
など「私ってこんなに行動的だったっけ?」と思うほど、情熱がないことをやる何倍も行動的になれます。
そして「もっとこうした方がいいんじゃない?」というアイデアも自然と湧いてくるので、仕事が上手になります。
情熱がないけど儲かりそうだからやっている人や情熱がないけどスキルがあるからやっている人と「ヨーイドン!」でビジネスをスタートしても、すぐに差が出ます。
そして、情熱がなければ少し結果が出ればすぐに飽きてしまったり、すぐに結果が出ないとやめてしまうので、勝手に退場していきます。
しかし、情熱があれば、たとえ思うように結果が出なくても、継続する事が苦ではないため、生き残ります。
すると、必然的にその業界の上位に食い込み、成功しちゃいます。
最初は上手くいかないことが多くても、続けていけば仕事が上手になっていくので、結果的に稼げるようになり、情熱があるので稼ぎ続けることができます。
情熱の定義
情熱と言っても、種類が様々あります。
- お金を稼ぎたいという情熱
- 誰かを救いたい・役に立ちたいという情熱
- 業界を変えたいという情熱
- 扱っている商品・サービスに対する情熱
- その分野に詳しくなりたいという情熱
- その分野に関わっていたいという情熱
- 上手になりたいという情熱
どれかに情熱があれば、情熱がないことの何倍も努力でき継続できます。
しかし情熱だけでは成功できません。
好きな事だけではダメ。儲かるという理由だけではダメ。スキルがあるだけではダメ。
お金を払ってくれる人がいる分野なのかを調べる必要があります。
それがステップ2の「需要」です。
ステップ2:需要(お金を払う人が一定数いる分野)
たとえ人の何百倍も情熱があったとしても、その分野に需要がなければ成功することはできません。
お金を払う人が一定数いる分野でなければ、お金にならず仕事として成立しないからです。
例:ちょんまげ専門の床屋さん
例えば、髪を切ることに情熱がある人がいたとします。
「髪を切る」という分野は需要がありますよね。
しかし、ちょんまげが大好きでちょんまげ専門店をやりたいと思ったとします。
どうでしょう?お金を払ってちょんまげヘアにしてほしいと思う人は多いでしょうか?
今の時代では少ないですよね。
どんなに上手にちょんまげヘアにできるとはいえ、少なくとも僕には罰ゲームにしか感じません。
お金を払ってちょんまげヘアを手に入れたいとは思いませんし、お金をもらってでも嫌です。
つまり、そこに需要がなければ、仕事になりません。
それでも「ちょんまげで飯を食いたいんだ!」という情熱があるなら、ちょんまげの魅力を広める普及活動からしていく必要があります。
需要をつくる期間はお金にならないので、覚悟が必要です。
例:需要があっても稼げない
需要のある分野を選べばビジネス・副業が成功するわけではなく、需要がある分野でも稼げない人が一定層います。
例えば、最近では動画編集やプログラミングの需要が増え、初心者でも稼ぎやすい分野です。
しかし、儲かりやすいことはすぐに供給が多くなりますし、多くの人と同じことをしていれば、価格競争に巻き込まれて儲かりません。
需要がある分野のさらに需要のあること。
つまり「他の人が満たすことのできていない欲や問題」を満たしてあげる仕事をしなければ、大きく稼ぐことができません。
これは、美容師でも整体師でもコーチでもカウンセラーでも同じです。
また、情報商材やブログなどで「こうやれば上手くいくよ」と、上手くいっているノウハウが公開された時点で、みんなが同じことをやるので、すぐに需要がなくなるのはよくある話です。
当然ですが、どの分野でも満足の行く結果を出している人は
- 多く人が目をつけていないけど需要がある商品やサービス
- 多く人が目をつけた時に需要が生まれる商品やサービス
を扱っていたり、変化をつけています。
しかし、不思議なことに、みんなと同じことをやっているはずなのに、大きく稼ぐ人が一定数います。
それが「付加価値」です。
「需要×付加価値」は最強
例えば、カウンセラーとして活動していたとします。
みんなが同じようなことを同じような場所で発信して、同じようなサービスを提供しています。
頭の良い人は
- サービスに付加価値をつける
- 自分に付加価値をつける
などをしっかりとやっています。
サービスに付加価値をつけるというのは、一緒に「占い」を提供したり「サポート」を付けたりというものです。
自分に付加価値をつけるというのは、「話が面白い・分かりやすい」「人柄や理念を売る」「実績がある」というものです。
カウンセリングを受けたいと思っているお客様は「同じようなサービスで同じような値段なら、良さそうな方を選ぼう」と、付加価値がついている人から買ってくれます。
また、発信する場所を変えるのも1つの手です。
例えば、みんながアメブロやYouTubeをやっていたら、stand.fmで音声配信してみるなどです。
いくら需要があっても、自分に不向きなことはどうしても難しいです。
なので、自分の適性に合っているかどうかをきちんと見る必要があります。
それがステップ3の「リソース」です。
ステップ3:リソース(経験値・知識・スキル・人脈・顧客名簿・信用・軍資金・時間など)
情熱があって需要があれば、ビジネスや副業を成功させることができるか?
まだ足りません。「リソース」が必要です。
リソースとは・・・
経験値・知識・スキル・人脈・顧客名簿・信用・影響力・軍資金・時間
などです。
何かのビジネス・副業をやり始めて、すぐに結果を出す人がいますが、その差はリソースです。
リソースがあると成功は早いですし、成功確率も極めて高いです。
例:副業で転売
例えば、ある程度の軍資金があり、リサーチ作業を淡々とコツコツこなすのが苦にならなければ、成功は簡単です。
軍資金が200万円くらいあれば、取り組み始めた2ヶ月目で30万円くらいの利益を残すことが可能です。
しかし軍資金が10万円程度しかなければ、仕入れが10万円しかできないので、せいぜい2万円くらいの利益しか残りません。
どれだけリサーチスキルが高くても、仕入れに限界があるので、軍資金がある人と比べると、成功のスピードは遅くなります。
また、パソコンを全く触ったことがない人は、パソコンの使い方から覚える必要があるので、その分時間もかかります。
例:過去の延長線上から見つけると早くて楽
ビジネスや副業に取り組むにあたって、最も難しくしんどい時期が「0⇒1」のフェーズです。
知識もスキルもない新しいことへのチャレンジが一番大変です。
最近流行りの動画編集もプログラミングも、知識やスキルを身につけることから始まるので、お金を稼ぐどころか勉強代を支払うことから始まります。
そして、時間もかかります。
例えば、あなたが会社員で営業をやっていたとします。
そんな状況の中、副業でプログラミングや動画編集をやろうと奮闘するのは悪くないと思いますが、かなり遠回りのような気がします。
営業マンだからこそできることを活かす方が早くて楽だと思うんですね。
マッチングする
営業経験を活かして、動画編集やプログラミングができる人と、それを求めている企業・個人起業家をマッチングしてあげるというのはどうでしょう?
動画編集やプログラミングができる人は営業が苦手という需要。
企業・個人起業家は誰に頼めばいいか分からないという需要。
これを満たすことができますよね。
クレームを集めて解決するサービスをつくる
営業マンであれば、少なくとも働いている会社が参入している市場や取引先のことは、かなり詳しいはずです。
なので、自社&他社の弱み、まだ解決できていない市場のニッチや市場の歪みが見えやすいと思います。
そして、クレームや問題点を耳にする機会にも恵まれていると思います。
それらを集めて解決するサービスをつくるというのも一つです。
営業マンを例に挙げてきましたが、現在どんな仕事をしていても同じです。
やってきた仕事の中で培ってきた経験値・知識・スキル・人脈・顧客名簿・信用・影響力・軍資金・時間などが必ずあるはずです。
それらを無視して、全くリソースのない分野に飛び込むのは効率が悪いと思います。
ただし、ビジネス・副業をやる目的が稼ぐことが最優先だったらのお話です。
今の仕事が死ぬほど嫌いorチャレンジしたいことがあるなら、乗り換えるのは良い選択だと思います。
自己肯定感を無視したビジネス・副業ほど、虚しくなることはないですからね。
ステップ4:自己肯定感(やっている自分を好きになれる)
意外と考えている人が少ないですが、そのビジネス・副業をやっている自分が好きになれるかどうかという視点です。
やればやるほど、自己肯定感が高まることを選ぶのが理想です。
逆に、やればやるほど自己肯定感が低くなることを選ぶと、やればやるほど罪悪感を抱えるので、ブレーキをかけてしまいます。
また、うまくいくほど罪悪感を抱えるので、心が持ちません。
せっかくビジネスが回り始めても続けられなくなってしまうのは、とてももったいないです。
自己肯定感が高まるかどうかもチェックしてみてください。
まとめ
ビジネス・副業を選ぶ時は、稼ぎやすさで選ぶのも間違いではないですが、ここまで挙げてきた4つの観点で考えてみてください。
- 情熱(好奇心・探究心・好き・想い・理念など)
- 需要(お金を払う人が一定数いる分野)
- リソース(経験値・知識・スキル・人脈・顧客名簿・信用・軍資金・時間など)
- 自己肯定感(やっている自分を好きになれる)
「何をやるか?」も大事ですが、もっとも大切な「自分」の存在を忘れないでくださいね!
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