Google PageSpeed Insightsの「改善できる項目」で表示された「次世代フォーマットでの画像の配信」。
今回ご紹介する方法で「改善できる項目」から消えて監査に合格します。
とても簡単にできる解決方法があり、手順は大きく分けて3ステップです。
- プラグイン「EWWW Image Optimizer」を設定する
- 「.htaccess」を編集する
- 「画像の最適化」でWebPに一括変換する
アップロードしたjpgやpngの画像をプラグインを使ってWebP(ウェッピー)に一括変換すれば、簡単に解決できます。
WebP(ウェッピー)は Googleが開発した画像フォーマットで、サイズも画質はjpgやpngとほとんど変わらないのに、とても軽いことからGoogle側が推奨しています。
実際に、ブログの表示速度の改善にも影響する部分です。
プラグインを使えば、大量の画像を一括でWebPに変換できるので、サクッとやっておきましょう。
1:プラグイン「EWWW Image Optimizer」を設定する
①「EWWW Image Optimizer」をインストールする
WordPress管理画面左メニューの「プラグイン」にカーソルを合わせて「新規追加」をクリックします。
「EWWW Image Optimizer」を入力し、プラグインをインストール後に有効化をクリックします。
これでインストール完了です。
②「EWWW Image Optimizer」の設定をする
有効化後に「EWWW Image Optimizer」の「設定」をクリックします。
選択タブの「WebP」をクリックして「WebP変換」にチェックを入れます。
「変更を保存」ボタンをクリックします。
ここまでで「EWWW Image Optimizer」の設定は終了です。
次に「.htaccess」を編集していきます。
④のようなコードの羅列が表示されているので、コードの羅列を全てコピーします。
コード下に表示されている「リライトルールを挿入する」はクリックしないように気をつけてください。
2:「.htaccess」を編集する
「.htaccess」の編集は
- サーバーの管理画面から行う
- FTPソフトで行う
2つのパターンがありますが、サーバーの管理画面から行った方が簡単にできます。
ここでは「サーバーの管理画面から行う」やり方を解説します。
①サーバーにログインする
現在ブログを使っているサーバーにログインします。
エックスサーバーの場合は、ログイン後に「サーバー管理」をクリックします。
②対象ドメインを選択して「.htaccess」の編集をする
ブログで利用しているドメイン名を選択します。
①の「設定対象ドメイン」の選択タブで選択後「設定する」をクリックします。
次に②の「.htaccess編集」をクリックします。
「.htaccess編集」タブを選択すると文字を直接入力できる画面に切り替わります。
念の為、バックアップを取っておきましょう。
文字を入力できる枠内に、先ほどコピーしたコードを貼り付けます。
先ほどコピーしたコードは、「EWWW Image Optimizer」の設定の画像④の部分のコードです。
コピーしたコードは、一番上に貼り付けます。
「保存」をクリックすれば「.htaccess編集」は終了です。
次に「画像の最適化」をする手順です。jpgやpngをWebPに一括変換するステップです。
3:「画像の最適化」でWebPに一括変換する
①一括最適化を開く
WordPress管理画面左メニューの「メディア」にカーソルを合わせて「一括最適化」をクリックします。
②一括最適化の設定をする
画像①の「最最適化を強制」にチェックを入れて「最適化されていない画像をスキャンする」をクリックします。
③一括最適化する
当ブログでは「3,190点の画像を最適化」と表示されました。
数字部分はブログによって変わりますので、数字の多い少ないは気にしなくてOKです。
このまま「〇〇○○点の画像を最適化」ボタンをクリックします。
④最適化が終わるまで待つ
一括最適化が始まるので、終わるまでしばらく待ちます。
当ブログは、最適化の画像数が多かったせいか30分くらいかかりました。
これでjpgやpngの画像がWebPに変換され、次世代フォーマットでの画像の配信が解決できます。
確認してみましょう。
補足:WebPになっているかどうか確認する方法
確認方法①:「EWWW Image Optimizer」プラグインで確認する
WebPに一括変換する前は「EWWW Image Optimizer」プラグインの右下に「PNG」と表記されています。
WebPへの変換が完了すると「WebP」に表記が変わります。
確認方法②:Google PageSpeed Insightsで確認する
WebPに変換する前までは「次世代フォーマットでの画像の配信」が表示されていたと思います。
設定後にもう一度調べてみると「次世代フォーマットでの画像の配信」が消えています。
下にスクロールしていくと「合格した監査」という項目があるので、クリックして開きます。
「合格した監査」の項目内に「次世代フォーマットでの画像の配信」が入っていればOKです。
まとめ
画質を落とさず画像の容量を抑えつつ、表示速度が早いブログを実現してくれるのが次世代画像フォーマットのWebPです。
きちんと設定しておきましょう。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 詳しいやり方は「WebP変換して次世代フォーマットでの画像の配信を設定する方法」をご参考ください。 […]
[…] やり方は「WebP変換する方法」で詳しく解説しています。 […]