- 誰にも迷惑をかけないように仕事をする
- 失敗しないように仕事をする
このような態度で仕事に臨んでいると、誰からも期待されず、仕事のできない痛い人になっていくので要注意です。
仕事はアグレッシブに攻めるべきです。その理由を解説します。
誰にも迷惑をかけない仕事なんて仕事じゃない
新社会人になって仕事を覚えていったり、仕事を任されるようになったり、自分が何かビジネスにチャレンジしたりする時。
たまに「なるべく迷惑をかけずにキレイに仕事をしよう」とする人がいます。
これは、誰かに迷惑をかけるのが申し訳ないという気持ちからやってくると思われがちですが、それはウソです。
もっと深堀りしていくと
- 「失敗してダサい奴だと思われたくない」
- 「カッコよく見られていたい」
というプライドを傷つけたくない、人から良く思われていたいという欲求からくるものなんですね。
「なるべく迷惑をかけずにキレイに仕事をしよう」
という姿勢は一見とてもポジティブに見えるものですが、実はとてもネガティブで逃げの姿勢なので、仕事が出来る人に成長していきません。
仕事とは失敗から学ぶものだからです。
優秀な上司や師匠がいる人は、きっとこのように教えられるでしょう。
「とにかく早く失敗しろ!」と。
失敗することや迷惑をかけることから逃げるということは「安全牌のチャレンジしかしません」と宣言しているようなもので、安定という字のごとく「自分が安く定まる」未来が待っています。
そして、失敗して誰かに迷惑をかけるよりも実は図々しい考えです。
なので、声を大にして言いたいことは、小さな失敗にビビってんじゃねえぞ。そんなんじゃ良い仕事はできないぞ。ってこと。
チャレンジとは恥なのです。
http://shotayamagiwa.com/osore-haji
迷惑をかけられない人は誰からも期待されない人になっていく
仕事とは迷惑の掛け合いでできています。
いかにお互いにリスクを分け合って、お互いの迷惑に折り合いをつけていくか?をコミュニケーションを取りながら進めていくもの。
誰にも迷惑を掛けずに仕事をする方法があったとしたら、それは誰からも期待されない人になるというデメリットが絶えず付きまといます。
失敗は成功のもとという言葉があるように、成功する人は、誰よりも失敗を経験し、失敗を素直に認め、失敗から成功のエッセンスを抽出していける人です。
そして、恥ずかしい思いをしながら誰よりも人に頭を下げることができる人です。
謝罪をした時に「ニヤリ」と笑みを浮かべられるようになろう
とはいえ、思考停止状態で、なりふり構わず迷惑をかけて平謝りをしていればいいというわけではありません。それではただのおバカさんです。
ただ単にご迷惑をおかけしてすみませんと建設的ではないことをやるのではなく
「迷惑を受け入れてくれてありがとうございます。よし、ここからの成長曲線を見てろよ。」
という名誉挽回モードに笑みを浮かべられる心の余裕を持つべきです。
失敗をしたり迷惑をかけて謝罪するのは小学生でも出来ること。そして、一喜一憂して落ち込むことは学生までで終わりです。
社会人は大人です。
かけた迷惑を倍返しで取り返すのが仕事ってもんです。
謝罪からコミュニケーションを始めよう
上手く仕事をやろうとしすぎるとチャレンジができなくなって、どんどん縮こまっていきます。
すると、境界線を把握できないまま、コミュニケーションの取り方も分からない孤立した人間になってしまいます。
部下ができてもチャレンジさせてあげられない上司。
いい歳になった自分がそんな人間だったら、かなりダサくないですか?
そうではなく、アグレッシブに攻めるべきです。
仕事ができる人は、目先の失敗や迷惑を評価しているわけではなく、失敗や迷惑をどのように挽回していくのか?という部分に評価軸を置いています。
なぜなら、そこにこそ仕事に対する本質が詰まっていて、仕事への深い理解、上司、部下などとの関係性作りが出来るからです。
失敗したり迷惑をかけて叱られてもいいじゃないですか。
「すみませんでした」と謝罪して、行動で示し「例の件で叱って頂いたおかげで、改善案が見えました。ありがとうございました。」というラリーこそが仕事のコミュニケーションです。
それが出来る人が可愛がられないわけありません。そして、成功しないはずがありません。
迷惑に怯えて縮こまるなんて仕事では論外です。
アグレッシブに攻めるからこそ良い仕事が出来るってもんです。
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